テ ー マ ：　新 宿 Ｘ Ｌ Ｍ

投稿につけたコメント

先生or仲間の批評の趣旨

マネキン

　テーマ名は「EXILIMで写した新宿」の意味である。重さ88g、レリーズタイム実質ゼロ、パンフォーカス。カードサイズのデジカメは、撮影する気持ちの持ちようも手法も変えてしまう。重いデジタル一眼レフでは目を向けなかったような被写体を、気楽に、ヒョイヒョイと写しとる。ある日、この軽いやつをポケットに、新宿界隈をぶらついてスナップしてみた。べつに新宿の印象をテーマにしてみたものではない。
　この駒はデパートのショーウィンドーに映っている街並みと、マネキンの硬質な表情とにひかれて、何気なく撮ったもの。

マネキンに町の反射を入れたので、不思議な感じがします。もっと、反射を強めれば、もっと、シュールな感じが強調されたと思います（N)。

昼のゴールデン街

夜とはまったく違い、殺風景で、ゴーストタウンのような新宿ゴールデン街の表情を、花園神社裏の高台から。

　中央を大胆に横切る電線！！一見無謀なようで構図に強い意味合いと背景の三角構図にさらなる良いバランスを与えていると思われます。このタウンの独特な複雑な構図を斜めの電線や後方の電線で作者は主張を加えていると想像いたします。最大のポイントはやはり背景の家屋の壁のさらに複雑な絵模様がコントラスト高く描かれています。写真としての注目度があがり美的にも成功していると思われます。車と人の対比や様々な神経が注がれた力作では！！ (O)

展望階から見下ろす

西新宿、東京都庁最上階の展望室からは、地上200メートルからのすばらしいパノラマを眺めることができる。おもわず景色そのものにカメラを向けてしまうが、どうせカードカメラでは写真にならない。それよりこうして眼下の景色に見とれている人の方がいい被写体になる。それをチャンスを逃さず撮れる例である。
　撮影条件設定必要なしの簡単カメラだが、露出補正をコントロールボタンにカスタマイズできる。チョコッとクリックするだけ。それがこんなときに役立つ。

　よくもまあこういうカットを撮りましたね。お主、なかなかやるのう(^ ^);;　ここはもう少し下から撮ってみたいですね(°°)☆＼(^ ^)バキッ！　ほほほ。こういう写真は好きです(S)。

【師範】これをもっと真後ろから撮っていたら、２点入れてました。その上でもう一作品と組み合わせたら、よい２枚組になったように思います。（師範はほかにゴールデン街とテント村を選んでくれました）

テント村

西新宿のはずれ、新宿中央公園はいまやホームレスのテント村と化している。公園の美観のため置かれた彫像は、予想外の雰囲気の中に取り残されている。

　こういうカットは思い切らないと撮れないですねぇ。でも、なんだか説明写真みたいであります。銅像との対比というようなコメントが付けられておりますが、もしもそうであるならばもう少し銅像を大きく写しこむでしょうなぁ。ちょっと整理不足と感じましたです(S)。

見上げる都庁ビル

超モダンの宮殿かカテドラルのような都庁ビルは午後の日射しをまぶしく反射している。それにあえてカメラを向ける。シルエットは、No.4 の彫像である。ホ−ムレスたちはこんな風景を見上げて、何を思っていることか。

いつも見慣れているはずの都庁なのですが、アクさんの作品ではっとさせられました。手前の銅像との組み合わせはお見事です。EXILIMをもって、楽しくお散歩されている姿を想像しました(K)。
　「見上げる都庁ビル」の都庁ビルと、ホームレスの対比が１枚の画面で出来たら、すごいインパクトのある作品になったのではないかということです(N)。

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