エフェソス遺跡・セルシウスの図書館．エフェソスは､トルコのエーゲ海沿岸クシャダスの近くにある。コレッソスの丘(背景）に向き合うもう一つの小高い丘との間の谷間に、都市が形成されている。紀元前後２世紀ごろが最も栄え、初期キリスト教徒もここに住んだ。使徒パウロも訪れたり、書簡(新約聖書エペソ書）を送ったりしている。この写真は117年に創建された図書館。

エフェソスの野外大劇場．紀元前三世紀に建てられ、増改築のすえ、2万4千人収容の大劇場となった。西へ向かい港へ到るメインストリート、アルカディアン通りが見えている。

ハットゥシャシュ遺跡の王の門．アンカラから東へバスで３，4時間東に行った荒涼とした丘陵地帯に紀元前１８世紀ごろ栄えたヒッタイト帝国の首都ハットゥシャシュの遺跡がある。日干し煉瓦で造られた建物は失われているが、残された石の礎石がその広大な都を想像させる。この王の門は、城砦の東方への門にある。

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