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揺 れ る 犬 (倉敷・伊勢屋にて購入）
長さ ４５ cm のバネ鋼線の上に、木製の犬が取り付けられている。犬は、胴体、４本の足、首と下あご、顔、尻尾がそれぞれ自由になっている｡バネ鋼線の上で揺らすと、自由な姿態をとり、まことに面白い。胴体にはバネ鋼線につなぐ穴が４箇所あいていて、どの穴で犬を支えるかにより、動きが違う。自由に回転したり、ほえまくったり、首を回転させたりする。見飽きない。 倉敷市の倉敷紡績の跡地に建てられたアイビー・スクエアの近くにある、民芸おもちゃ屋「伊勢屋」で目にして、すぐに買い求めた｡名のあるおもちゃ作家の手作りの作品であるから、けっこう高価だ。作家の名前を書いたメモをなくし、ここで紹介できないのは残念である。 バネ鋼線の上で揺らすのは面白いアイデアで、揺らされる動物おもちゃは、各種用意されていて、猫、狸、リスなどがあった。 下にお見せするのは、揺れている犬を、マルチフラッシュモードで撮影した写真である｡ ２度にわたり、条件を変えて、４０コマほど撮ったが、なかなか難しい。タイミングの調整、照射回数と照射間隔など、フラッシュの照射条件の調整など。完全に暗い背景を実現するのも難しい｡散々凝った挙句に、これが精一杯というところまでつめた｡ こういうことに凝るのが私である｡
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