01/01/08a

 書 き 始 め る に あ た っ て

　かねてからＨＰの項目として立てていながら、ずっと「準備中」であった「退職まで」を始めようと思う。この３月一杯で退職、というめどがどうやらついたのである。

　私にとって退職は長年にわたって懸案であった。３年あまり前に退職を願った。余儀ない事情から、現在の仕事をしている。２年経ったところで辞めようとした。それを慰留され今日に至っている。そしてどうやら今度は本当に辞めさせてもらえそうである。そこらへんの事情はいずれ書く。

　退職志願などしなければ、さらに１，２年、あるいは２，３年は、現職にとどまることになるのかもしれない。さらに願えば、よくある肩書きだけの閑職ぐらいには留まれよう。そんな中でのたっての退職志望は、世の中の常識からすれば、いい気のものかも知れない。なぜそうしたいのか、それも書いてみよう。

　どんな事情であれ、男子一生の仕事を辞めるということは、人生の転機である。生活それ自体も、意識も大きく変わることだろう。そんな折に去来する思いと、生活の変わり様も書き記してみよう。

　退職して何をするか。いろんな夢がある。今年の年賀新聞「てとら」（別項目にあり）にも書いたのだが、「退職してやりたいことのリスト」には、十数項目が並んでいる。その内容もいずれ紹介し、それぞれがどうなっていくかも報告しよう。その段階になったら、この項目も「退職・その後」となる予定だ。

　何のために、そんなことを書くのか。上記年賀新聞にも書いたことだが、ＨＰはひとさまに読んでいただくものであると同時に、自分のためでもある。個人の体験と、それにともなう想念とを、第３者の目を意識してまとめるということが、自分の気持ちと思考の整理になる。

そんなことで、断片的に書いていくつもりである。よろしければ、おつきあい願いたい。