02/6/1

　チューリッヒを離れ、第２の滞在地、グリンデルヴァルトに来ています。目の前に拡がるアイガー、フレッチャーホルン、マッテンベルクそしてヴェッターホルンなどの山々の姿をお目にかけたいところですが、それは、明日以降いやでもやりますから、ここへ来る途中立ち寄ったルツェルンの画像をお目にかけます。３つも載せますが、それだけでは、この街の美しさは、とても表しきれません。わずか３時間の途中下車では、もったいなほどのところでした。

　また、チューリッヒからルツェルン、さらにルツェルンからインターラーケンまで乗った「Golden Pass　Panoramic View」をうたい文句にする列車の旅の素晴らしさも、言葉でも、画像でも表しきれないものです。

　さて、ルツェルンの呼び物は、川に架かった古い屋根付きの橋（下の写真）と、旧市街です。なぜ屋根付きの橋なのか、多分雪よけなのでしょうか。古いものですが、最近焼けてしまい、これは再建されたものです。上の写真では、川は見えていませんが、左奥のルツェルン湖から、とうとうと水が流れ出て、手前旧市街を右方向に走っています。遠くに見えているアルプスの白い山々が、今私たちのいるベルナーオーバーランドなのでしょうか。写真では、かすんでよく見えていませんね。

　この橋をわたり、旧市街を散策しました。その裏手にある城壁に登り、その上を歩いたときに撮ったのが暴騰の写真です。他にスイス傭兵の死を悼んだライオン記念碑、立派なパイプオルガンのある古いカトリック教会（ホーフ教会）などを見ました。街の美しさは、その町が位置する湖と間近に迫る山々の姿によって、引き立てられています。それも、もう一枚画像を追加して、お目にかけましょう。後ろに見えているのは、ピラトゥス山という、アルプスから、孤立した、特異な山容を持つ山です。