マドリードでの自由行動の半日。市の中心であるプエルタ・デル・ソル（太陽の門）広場を出発点に、旧市街を歩いた。治安がひどく悪い地域だからと警告されたので、小さなディジカメ一つだけを持って歩いた。あいにく雨だった。レンズについた雨滴で、写した写真の約半分はだめだった。

マイヨール広場.　まずはマイヨール広場へ。ここは、王室の行事から、反逆者の処刑まで行われた中央広場である。ヴェニスのサンマルコ広場に似た回廊を持つ建物が四辺を作っている。二つの尖塔を持つパナデリアが正面の建物。壁面には人物像が描かれている。中央の騎馬像はフェリペ３世。折からの雨模様と昼寝（シエスタ）の時間ゆえ、閑散としているが、夕方から賑わいを見せる。

丸い縁石のある道．マイヨール広場近くの、古い通り。広場の南西隅から、階段で降る出口：アルコ・デ・クチイェロスが、右に見える。その出口階段の左側には、古くからの有名なバール：クエバス・デ・ルイス・カンデラスがある。広場の地下を酒蔵に使っているという。

十字架のある小広場．マイヨール広場の西と南に、ごちゃごちゃとした旧市街の路地が広がっているいくつかの道が出会う場所は小さな広場になっている。この広場の中心には、十字架が立っている。

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