03/01/02

「卓見・異見」を始めるにあたって

　新聞や雑誌で、さまざまな意見を読む。こんな考えがあるのかと学ぶことが多い。これは鋭い、すばらしい文章だ、と感心することもある。誰かに、これはすごいよ、と伝えたい。

　時には、むむ、これは違うよと、異論を言いたい。

　そんなあれこれを、気ままに書いてみようかと思いたった。凝り性である。何か書こうとすると、調べたり、考えたりで、結局まとめきれずに終わってしまうことが多い。この欄では、少し軽率に、言い放しを許してもらい、即時の反応を、その代わり、数多く書いてみよう。そんなつもりである。浅はかな考えには、お読みになる方の側にも異論があろう。談話室に気軽に、ご意見を寄せていただきたい。